SDGsランチセミナー第三弾 開催レポート

【SENQ x SDGs x SuperOrganicHD 主催 】
SDGsランチセミナーシリーズ第三弾 開催レポート   文:ライター 坂本真由美

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スーパーオーガニックでは、イノベーションオフィスSENQ京橋と連携して、SDGsを学べるセミナーを開催しています。その第3弾として6月6日に行われた講演「企業が発信する女性像の最前線〜ディズニー・プリンセスの変化から製品CMまで」をご紹介します。

登壇されたのは、女性のキャリア形成などを取材している経済ジャーナリストの治部れんげ氏。数多くの企業への取材経験から様々な切り口で発信されています。また、この6月発行の「スーパーオーガニックジャーナル」の表紙を飾った、モデル・タレントの比嘉バービィさんを迎えたトークセッションも行われました。

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「企業が発信する女性像の最前線〜ディズニー・プリンセスの変化から商品CMまで」

オムツのCM2本からわかることとは

2017年に発表された世界経済フォーラム(WEF)のジェンダー・ギャップ指数で、日本は前年の111位からさらに順位を落として114位でした。

治部氏による講演は、この指数の低さを裏付けるような事例からスタート。ベビー用オムツで知られるムーニーとパンパースの動画CMを鑑賞しました。「ムーニーの方は、いわゆる“ワンオペ育児”を描いているとして、批判的な意見もありました。ジェンダー・ギャップ指数を裏付けるような内容だったとも言えるでしょう」と治部氏。次に「私作る人、僕食べる人」のフレーズで知られるインスタントラーメンのCMも紹介し、「今流すと、ツイッターとかで反論が起こると思いますが」と、時代によって受け取る側の印象が異なることを指摘しました。

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ディズニー・プリンセスとジェンダー規範の変化

SDGsを企業として通常の事業活動に取り込むことはできるのでしょうか。それを考えるのに参考になるのが、80年間で13作品のディズニー・プリンセスが生まれたディズニーだと治部氏は言います。

治部氏「『白雪姫』や『シンデレラ』が生まれた1930~50年代は、受け身な感じがあり、基本的には結婚がゴールです。90年頃の『美女と野獣』や『リトル・マーメイド』では、ヒロインが自分から王子にアプローチしたり助けたりします。90年代の『アラジン』や『ポカホンタス』といった映画では主人公は非白人で女性の自立がテーマ。そして最近のプリンセスは進歩的なヒロインが何かに立ち向っていく姿を描いています。ディズニーが長寿かつ尊敬される企業になったのは、ジェンダー規範の変化に合わせてヒロイン像を変えてきたことにあると思います。日本の企業にも社会の変化を感じ取り、それを発信していくことが大切なのではないでしょうか」

治部氏の講演後、バービィさんから質問が投げかけられました。

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企業は変化を促進しリーダーになるべき

バービィ「私はいまテレビのレポーターなど様々なお仕事をいただいていますが、メディアで発信するときにどういう点に気をつければいいのか迷うことがあります」

治部「それは大事な視点だと思います。ジェンダー関連の動画を作ろうとしている企業さんから相談を受けることがあるんですが、どうしたら炎上しないかと。面白いのは、そういうふうに事前に相談にくるような企業は炎上しないんですね。なぜかというと、あらゆるものに対して配慮が働いているからなんです」

バービィ「確かに発信する側は情報なり言葉なりに責任を持っていなければいけないですよね。私はペルーで生まれて5歳からずっと日本にいますが、南米と日本の違いを肌で感じていて、何かの機会に発信していけたらなと思っています。ところで、日本は先進国なのにジェンダー・ギャップ指数がなぜ低いんでしょう」

治部「私はいわゆる団塊ジュニアで、学生の頃は結婚したら家庭に入るか、子供を産まずに働くかの二択だと思っていました。運良く二人の子供を産んだ後もこうして仕事をさせていただいていますが、いま大学に教えに行ったりすると、女子学生のライフプランが未婚で仕事を続けるか、結婚したら家庭に入るかの二者択一なんです。よく聞いてみると、周囲の男子学生に家事育児を自分がやる、という意識がほぼない、と言います。家事育児など全ての負担が女性にかかってくると、両立は難しいと思ってしまうのは、私が大学生だった25年前と変わっていません」

バービィ「私の家では父は当たり前のように家事をしていたので、他のご家庭の事情を知ったときに日本って違うんだというカルチャーショックはありました」

治部「日本の中でも地域とか世代によって違うとは思います。そういう意味で、ムーニーの動画は家事をする男性がわりと増えている都市部の人が見ると違和感があるのに、女性がひとりで家事育児をしている息苦しい部分だけをクローズアップしてしまった。社会の変化や救いの部分が描かれていません。ただし、こういうCMを作ってしまうのは、世界の中で見ると先進国としては時代の変化についていけていないと言えます。企業はジェンダー・ギャップ指数の順位の低さを重く受け止め、社会に良い変化をもたらすためのリーダーを目指していくべきだと思います」

 

熱いトークセッションが続く中、BENTO NIPPONのキュートなお弁当とオーガニックCHAが配られました。また、食後には、DaughterBoutiqueさんのヴィーガンクッキーも。体に優しいお弁当とスイーツに和みながら、各テーブルでも意見が交わされていました。

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SDGsを学べるセミナー、次回7月11日水曜日第四回目は、サスティナブルマーケティングについて説明させていただきます。https://super-organic.jp/2018/06/05/sdgs-セミナー-〜サスティナブルマーケティング最前/

乞うご期待ください。。!

協賛:

衣装:inheels   http://jp.inheels-ef.com

宝石:pahiAMULET   http://pahipahi.com/index.html

菓子:DaughterBoutique   http://daughter-boutique.com

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