ベリーのジュースに、プルーンのジャムに、黒パン。
パンの主流は黒パンと称される、ライ麦パンが特徴的です。このドーナツの様な形は、昔は棒に通して干され保管されていた名残となっています。湿度が低いからこそで、日本ではなかなか難しいですね。酸っぱい味のライ麦パンも日本ではまだまだ販売されている場所が少なく、日本在住のフィンランド人は手作りしちゃいます。自分で作った方が、無駄な添加物を使わず安心な食べ物を口にすることが出来ますね。と思いきや、フィンランドの店で販売されている黒パンも発酵させているため添加物ゼロなのです。
無添加なのはパンだけではありません。ベリーのジュースもほとんど無添加のものばかりです。このカシスのベリージュースも無添加です。勿論砂糖も入ってないのですが、添加物も必要ないそうです。カシスは加熱すれば添加物が無くても一年以上保存が可能になります。リンゴンベリーには抗菌・静菌作用のある安息香酸が自然に含まれています。
ベリーのジュースの隣のJALOという瓶は、お友達家族の手作りマスタードです。JALOというお酒が入っていて、ラベルも手作りです。
また、このドーナツの隣にある縁が波打っているものは、カレリアンピーラッカという名前でフィンランドでは非常に主流なもので、朝食だけでなくおやつでもよく食されています。ライ麦パン生地の上になんと米粥をのせて焼かれているのです。更に卵フィリングを乗せて食します。どうやら、米が希少なものだったらしく、日本で言うところの、お好み焼きに白米な感じでしょうか。
東フィンランドは、森の地域なので、薪が豊富にあり頻繁にパンを焼けるので、干さないパンが主流です。少し柔らかい部分もあり、保存期間を長期化するために、より発酵させるので酸味が増した味わいです。
西フィンランドのヴァーサ地方の干しパン(日本人からするとクラッカーでしかないんですが)。湖と畑が多いけれど森林が少ないので、薪が豊富でないという理由から頻繁にパンを焼けず、干したパンが主流になっています。
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