チーマディラーパという野菜をご存知だろうか。西洋の菜の花とも言われ、イアリア野菜の一つである。近頃は西洋の野菜も目にする機会が多くなったが、我々が扱うのはもちろん国内産のスーパーオーガニックのチーマディラーパだ。
見た目が日本の菜の花とは若干葉の形が違うが、味は甘味が多少あり違和感なく味わえる。料理の仕方ももちろん、菜の花と同様に使える。また、パスタの具にしたり、炒めたりと洋風アレンジももちろんOK。栄養価もほぼ日本の菜の花と変わらない。
菜の花やブロッコリーなどの蕾の部分を食べるものは花粉症などにも良いとされるので、今の時期、春らしい旬の野菜チーマディラーパを目で楽しみ、そして味わうのは一石二鳥と言える。
菜の花というと、辛子和えをイメージしてしまうのは私だけだろうか。
胡麻和えやお浸しでももちろん美味しくいただけるが、アブラナ科の菜の花やチーマディラーパは辛子のほんのりピリッとした辛さと醤油がよく合う気がする。醤油だけでは塩味がきついと感じる方はお出しで味付けもいいだろう。
簡単にできてそして季節を感じられ、体にももちろんいいチーマディラーパ。
花粉症の人もそうではない人も、旬の野菜で近づいてくる春の足音を感じていただきたい。
世界の食のトレンド FOOD FOR FUTURE BY SUPERORGANIC®